中国からまたあきれた映像が入ってきた。高速鉄道の列車内でちょっと信じられないようなトラブルが相次いでいる。
窓側に座る女性客が、「他人の席ですよ」と注意する乗務員に「誰の席よ」と食ってかかっている。切符は通路側なのに、窓側に居座って「私の席」と言い張っている。警察が出動し、罰金3200円と180日間の乗車禁止となった。
女性2人が席のとりっこを始め、他の客の制止も聞かず、座席の上に立ち上がって蹴ったり殴り合い合ったりを続ける。男性客に荷物を置かれて座れなくなった女性がビンタを飛ばす。1席分の切符で3席にねそべる女性。もうやりたい放題だ。
広東省は罰則制定「指定席券ないのに座ったら罰金3万円」
司会の国分太一「日本ではなかなか見ない光景でしたねえ」
中国人ジャーナリストの周来友さんは「昔は2人席に(詰めて)3人ですわることがよくあったんですがね」と話す。指定席の規定があいまいだということもある。
広東省では今月(2018年12月)から新条例が施行され、「切符ががなければ指定席に座ってはいけない」と、当たり前のことが定められた。最大3万円の罰金をとる。政府も法改正に動き出す方針を発表した。
国分「訪日客は中国人が多いから、2020年に向けて対策を考えたほうがいいですね」
堀尾正明キャスター「ルールを守ろうとガイドブックには書いてあるけどね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト