「なかなか解決しません」「年々問題になっています」と司会の国分太一と真矢ミキが取り上げたのは食品ロスだ。食べられるのに捨てられる食品は、日本で年間646万トン(農林水産省推計)もある。国連の食糧援助320万トンの2倍だ。
キャスターの堀尾正明「国民1人当たりの廃棄量は世界一で、もったいない精神の逆をいっています」
その分が食品の値段に上乗せされているのだから、ロスを減らせばもっと安くなるはずなのだが、食品ロス問題に詳しいジャーナリストの井出留美さんは「(余ったら)捨ててでも売り上げを上げたいという考え方があります」と指摘する。
結城アンナ(モデル)「(食糧不足で)食べられない人もいるのに、バランスがうまくいかないですね」
キャンセル料理を無料で入手できるアプリ登場―1か月1980円
今年(2018年)4月から、1月1980円出せば、キャンセル料理を1日2回まで無料で入手できるアプリが登場した。パン、弁当、ジュースなど139店が登録しており、注文したい人はクリックして、店に取りに行く。家庭であまった食材で料理しながら食品ロス問題を考えるパーティーもある。
国分「全国に広まると、ロスが減る気もします。日本は食料をいっぱい輸入しているのに、いっぱい捨てている。一人一人が意識を持つこと、企業の努力も必要ですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト