相手にピストルを向ける行為で国際ルールでは禁止
問題は「なぜ」射撃用のレーザーを照射したかだ。これは、相手にピストルを向けるようなもので、国際ルールでもタブーだ。仮に照射されたのが米軍だったとしたら、敵対行為とみなされ、即座に撃沈されてもおかしくない。
香田さんは「あまり考えられないことだが」と前置きした上で、「文在寅政権になって外国の軍隊と遭遇した時のルールが変わった可能性もゼロとは言えない」と話す。そして「2つ目の可能性は指揮系統のゆるみ、3つ目は現場の誤操作です」と続けた。
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「現場の跳ねっ返りがやったとしても、誤操作だとしても、政府がかばうのはおかしいです。その時点で国がやったのと同じことになってしまう」
青木理(ジャーナリスト)「どのレベルの暴走でこういうことが起きるのか。現場の1人なのか、軍人なのか、中間クラスなのか、艦長クラスなのか、艦隊の司令官なのか...」
香田さん「艦長以下だと思います。物理的には現場のレーダー操作員がやることはできますが、それでは軍隊としての機能をなしていないことになってしまうので」
青木「友好国なのだから、本来なら日本の防衛省と韓国の国防省の間でまずは事実確認すべき。国同士の関係が悪化している時はこういう政府レベルで跳ね上がるのが一番危ない」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト