自動車のホンダが開発した小型のビジネスジェット機「エリート」の国内1号機が20日(2018年12月)、購入者に引き渡された。7人乗りで1機5億8000万円で、パイロットの人件費や燃料費などを含む年間維持費は1億円かかるという。航続距離は2661キロで、北京まではノンストップで行けるが、ハワイまではムリ。
実業家の堀江貴文氏、スマホゲーム会社の創業者でドローン事業を支援する投資家の千葉功太郎氏、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「グリー社」の創業者の山岸広太郎の3人が共同で購入した。いずれもITビジネスで財を成した人たちだ。
堀江氏は「めちゃ速いんですよ、移動に空を使うと。乗る方としても、『なんじゃこれは!』と思うくらいすごく快適。日本の空は全然かわってくると思いますよ」
すでに欧米、中南米などに100機納入
このホンダジェット機は、欧米や中南米、東南アジアなどで100機以上納入されており、国内でも10機の注文を受けているという。今年の販売数はセスナ社の小型ジェット機を抜いてトップ間違いないという。
司会の羽鳥慎一は「ホリエモンさんが購入とは想定外だったですね。エッという感じですね」と話す。
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「節税対策で買う人がいるでしょうね。5億円強で買ったとしても、6年で減価償却できますから、何千万円という経費を計上できます」
使い道を聞かれた堀江氏は「北海道でロケットの打ち合わせをし、休みには沖縄でゴルフ」と答えていたが、商売上手の3人、レンタルも目論んでいるのかもしれない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト