卓球は男女とも快挙、バドミントンは明暗を分ける 東京五輪が見えた若手

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   韓国仁川で行われた卓球ワールドツアーの上位選手で争うグランドファイナルで最終日の16日(2018年12月)、男子シングルスの張本智和選手(15)が初優勝を果たした。女子ダブルスでも、ともに18歳の早田ひな・伊藤美誠(18)組が初優勝。東京五輪への期待が高まった。張本選手は最年少記録だ。

卓球15歳の張本智和、史上最年少V

   世界ランク5位の張本選手の決勝の相手は、4位中国・林高遠選手(23)だった。中国の次世代のエースと目される選手だ。

   張本選手は第1ゲームを、大きく曲がるサーブでとった。が、第2ゲームを取り返された。第3ゲームは激しい打ち合いに勝って張本。第4ゲームも取り、最後の第5ゲーム、張本はバックハンドの「チキータ」が冴えて、4-1の圧勝。ポイントごとに「チョレイ!」の雄叫びが響いた。

   張本選手は「最高としか言いようがない。この優勝は東京五輪の優勝と同じ価値がある。もっと実力をつければ、五輪メダルの可能性は増える」と言った。優勝賞金は約1100万円。

   女子ダブルス決勝の相手は、中国の陳幸同・孫穎莎組。早田・伊藤組は絶妙のコンビで、3-0のストレートで破った。伊藤選手は「来年は五輪選考なので、ツアーでも2位以内に入りたい」、早田選手は「五輪にチャレンジできるのをプラスに考えて、ひと試合ひと試合大切に戦う」と言った。

   キャスター水卜麻美アナ「強いですね」

   キャスター加藤浩次「この時点でトップ。今度は追われる立場になる。ここが難しいところ」

   杉山愛(元テニス選手)「そうですね。みんな研究してくるし。でも、まだ若いので、伸びしろがある」

バド男子ダブルス、1分18秒100回の壮絶ラリー

   続いてバドミントンは、中国広州で昨日行われたワールドツアー・フィナル決勝。女子ダブルスでは、高橋礼華・松友美佐紀組(世界ランク2位)が韓国のイソヒ・シンソンチャン組(同7位)を破り、2度目の優勝を飾った。

   男子ダブルスの決勝では、遠藤大由・渡辺勇大組が、中国のリー・リウ組に敗れたものの、1分18秒100回という激しいラリーが観客を沸かせた。「スッキリ」はノーカットで見せた。

 

   加藤「壮絶ラリー」

 

   杉山「マトリックスみたいになっちゃっている」(笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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