カンニング竹山が「危険な差別」と怒った南青山の住民エゴ 児童相談所ができると資産価値が下がるとは

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   高級ブランド店やマンションが立ち並ぶ東京港区南青山に児童相談所を建ててはいけないものか。区の建設計画に一部住民が激しく反発している。先週金曜と土曜(2018年12月15、16日)に開いた説明会は怒号が飛び、大荒れとなった。

   建設予定地は「おしゃれなカフェの前に1000坪もの土地があります」(秋田悠然リポーター)という元の児童遊園地跡。港区が国から児童施設を建てる条件で購入し、児童相談所や母子生活支援施設、触法少年の一時保護施設が入る4階階建ての複合施設を2021年4月にオープンさせる計画だ。

「青山のブランドイメージを下げる」

   これに一部の人が猛反対、「区は一方的」「納得できる資料がない」などと主張するが、「南青山に住もうと土地を買ったのに」の言葉も漏れ、要は「南青山だから来てほしくない」ということらしい。きのうの住民説明会では「青山のブランドイメージ、すばらしい土地の価値を下げてほしくない」「他の子は習い事をしている。ここへ来たら、施設の子がどんな思いをするか」の発言も飛びだした。

   これに対しては「児童相談所ができて資産価値が下がったとは聞いたことがない。むしろ怒号を飛ばす方が全体イメージを下げる」と指摘する不動産鑑定士もいる。

   政井マヤ(フリーアナウンサー)「子供のための施設があってこそ世界に誇れる青山で、子の未来を守ってあげるのがスジです」

   カンニング竹山(タレント)「この土地に造るなというのは、ものすごく危険な思想。立派な差別で、この考えはダメです」

   キャスターの堀尾正明「子供へのDV(家庭内暴力)が増え、皆で見守ろうとするときに、差別感がすごくあります」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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