司会の真矢ミキ「驚きの光景が広がっていました」
東京・立川と神奈川・川崎を結ぶJR南武線の稲田堤駅で6日(2018年12月)、遮断機を潜り抜けて、踏切を渡ろうとした男性2人が電車にはねられ死亡した。沿線では「開かずの踏切」と呼ばれていた。
南武線には同じような踏切がほかにも多数あり、「ビビット」が取材に出かけたおととい11日朝も、平間駅近くの踏切で電車が通過したすぐ後を会社員らしい男性が走り抜けた。見ていると、約40人が遮断機を押し上げ、警報機が鳴る中を一斉にわたる。この1時間で踏切が閉じていたのは45分44秒、最長で12分間も開かなかった。
「いつもこうしている」「こうするしかありません」と通勤客が言う。
川崎市の対策追い付かず・・・すべて改修するまで20年
真矢「朝の12分間は大きいですよね」
小学生の通学路にある向河原駅踏切では、子どもたちが待つ横で大人たちが遮断機をくぐり、警察官が制止しても強引に通り抜けていた。
川崎市は1975年から対策を進め、12か所の踏切を高架化したが、まだ13か所残る。
司会の国分太一「あと20年かかるとか。なんとかしなければの話は、ずっと続いています」
テリー伊藤(タレント)「南武線はビジネスマンが増え、武蔵小杉とか人気も出て、住民の生活サイクルが昔と変わっているんでしょうね」
真矢「電車の運転手さんも大変。なんとかしてほしいですね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト