「いまPayPayがすごいことになっています」と司会の真矢ミキがびっくりしたように伝える。スマホ決済アプリPayPayは、「100憶円まであげちゃう」というキャンペーンを先週4日(2018年12月)からスタートし、これを使える店が大混雑となっているのだ。
PayPayのアプリをスマホにダウンロードして、銀行口座やクレジットカードを登録してから加盟店で買い物をすると、20%相当のポイントが還元される。ダウンロードだけでも500円分をもらえ、40回に1回は最大10万円分の還元もあたるという。
真矢「魅力的です。100億円がなくなる前に当たりたい」
登録利用者の個人情報利用ビジネス
キャンペーンは来年3月まで。運営会社はこれで儲かるのだろうか。「決済情報からさまざまなビジネスを検討しています」(営業本部)と説明する。経済ジャーナリストの荻原博子さんはこう解説する。
「一気に認知度を上げようということで始まりました。世界の市場規模は100兆円という勢いです」
63歳の堀尾正明キャスター「最初の登録が、僕らは危ない気がしてしまいますよね。ポイントなんて意地汚いという世代ですからねえ」
スマホ決済は量販店やコンビニだけでなく、PayPay加盟の手数料はゼロということもあって、街の飲食店や食材店などにも広がっている。
財布忘れても、スマホは忘れるな
司会の国分太一「ただ、お札なら使えば減るのがわかるけど・・・」
荻原さんは「スマホ決済は、あおられて使いすぎる、買いすぎる可能性があります」と注意をうながす。通信障害やスマホ盗難の恐れもつきまとう。
国分「財布は忘れても、スマホは忘れるなという時代が来そうです」