「待ち合わせ困難者」大量発生!ソフトバンク障害で中瀬ゆかりも「作家会えないところだった」

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   きのう6日(2018年12月)午後に発生したソフトバンクやY!mobileの大規模な通信障害は、東京都心だけでなく、関西、福岡、北海道など全国に及び、あちこちで「待ち合わせ困難者」が立ち往生した。

   東京・新橋駅前の待ち合わせスポット「SL広場の機関車前」では、女性2人が「何分の電車で着くかもわからないし、待ち合わせ時間もわからなかったから、会えたのは奇跡」と胸をなでおろしている。

   渋谷のハチ公前では3人の男子大学生が「LINEがつながらないから、うろついていたら奇跡的に会えた」と大騒ぎする。

   「新潮社」出版部長の中瀬ゆかりも作家との待ち合わせに苦心したという。「待ち合わせの店名をメモしていたのですが、住所や電話番号は後で調べればいいやと思っていたので、つながらなくてわからない。タクシーに乗って、ナビで探してもらってたどり着いたけど、焦りました。

   スマホがなかった時代のように、メモしたりプリントアウトしておくなどしなくてはダメと反省しました」

「GREY」「SEKAI NO OWARI」公演の電子チケットもストップ

   通信障害が復旧したのは午後6時過ぎ。ITジャーナリスト本田雅一氏は「2013年にもKDDIで同様のトラブルがありましたが、今回の通信障害とは混乱の度合いがまったく違いました」と話す。

   障害は連絡手段がなくなるだけではなかった。宅配便の再配達や集荷の情報がドライバーに届かず、119番通報もできなくなった。モバイルSuicaのチャージができず、QRコード決済の「PayPay」も支払えない。

   名古屋で行われたロックバンド「GREY」の公演、高松で行われた「SEKAI NO OWARI」の公演では、電子チケットの画面表示ができなかった。本田氏によると、電子チケットと同じシステムは航空機の乗車券でも使われているので、影響は大きいという。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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