きのう27日(2018年11月)、「ミシュランガイド東京」の最新版が発表された。今回は初めておにぎり専門店が掲載された。
東京・浅草の「おにぎり 浅草 宿六」がそのお店だ。星はついていないものの、5000円以下で質の高い料理を出す店として、ミシュラン入りを果たした。三代目主人の三浦洋介さんは「びっくりのひと言ですね。うちでいいのかな、という感じですよね」と驚いている。
おにぎりは、奇をてらわず、いたってシンプルな三角。米は新潟・糸魚川産のコシヒカリ、海苔は東京湾産を厳選している。一番人気は北海道産の鮭がゴロッと入った「さけ」(1個300円)だ。
地元の鶏ガラ・自家製煮干しのスープにあっさり細麺
また、先月(2018年10月)に発表された「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」では、鳥取市の中古車販売店「ホット・エアー」が掲載された。ディレクターが取材に行ってみると、「開店15分前なのに、もう長い列ができています」
目当ては車ではなく、「極み塩ラーメン」(800円)だ。地元産の鶏ガラ、自家製煮干しでだしをとり、細麺でさっぱりしている。店主の吉田克己さんが「子どもの健康にいいラーメンを」と作ったのを町内イベントで提供したら、評判が良かったので店でも出すようにしたという。
吉田さんは「うちはそんなにお客さんが来るところではなかったのですが、ミシュランに掲載されて、いきなり行列店になってびっくりしました。一つ上の星も目指しちゃおうかな」と、趣味が高じてしまった。いまでは大阪からも客がやって来るという。
コメンテーターのグローバー(タレント)「こういうところにもミシュランの調査員は行ってるんですねえ」
笠井信輔ニュースデスク「車とラーメンのどっちが売れてるのかなって気になりますね」