「ごみ屋敷」住人死亡!さあ、困った・・・無人になっていよいよ片付けられず

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   大阪府八尾市の住宅街で、「ごみ屋敷」の住人が8月(2018年)に亡くなり、身内(相続人)も不明で、「無人ごみ屋敷」になってしまった。どこへ相談すればいいのか、住民たちは困り果てている。

   「これはひどい」

   リポーターの中谷隆宏が現場を訪れると、壊れたような自転車数台、無数のペットボトル、鍋、空き箱、雑草・・・。悪臭も漂う。「いつまでもこの状態。良くないですよ。火事になっても何になっても不安やわね」「ウチらどないもできないし」と住民たちは困り果てている。

   この家には高齢の男性が1人で暮らしていた。近所との関わりを避けながら生活していたが、ごみがあふれるようになったのは20年前からだという。「早くごみを片付けてほしい」と住民たちは市役所へ訴えたが、市の住宅政策課は「お困りは十分わかっていますが、家に入ることもできませんし、ごみじゃないよといわれる場合もありますので、対処が難しいのです」と説明する。

「空き家法」の代執行適用するにしても1年先

   「いい方法がないでしょうか」と宇賀なつみキャスターが次のように説明する。「2015年にできた『空き家法』によれば、倒壊の危険、環境の悪化、衛生面の有害などがある場合、総合的に判断し、空き家と認定されれば、所有者不明であっても、行政が略式代執行によって、必要な措置を行うことができます。

   ただし、空き家と認定するには約1年後だそうです。今回の八尾市の場合は、来年の8月(2019年)ごろということです」

   司会の羽鳥慎一「無人ごみ屋敷。これから増えますね」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「1人暮らしの高齢者はどんどん増えており、どこでも起こり得る問題です」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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