あなたは自分にピッタリ合ったサイズの靴を履けているだろうか。シューフィッターの大井早紀子さんが女性25人の足のサイズを測ると、23人が普段履いている靴より長さが短く、18人が実際の幅よりも幅広の靴を履いていた。
23.5センチ・幅広の靴を履いていた女性が、正しいサイズの22.5センチで幅が狭い靴を履いて15分ほど歩くと、「かかとが全然動かない。つま先の圧迫感もありません」と驚いている
馬場典子アナ「そんな小さい靴じゃ、長く歩けないと疑っているあなた、ピッタリサイズじゃないとダメなんです」
かかとの出っ張ったところから長い指先まで
シューフィッターの西村泰紀さんはこう解説する。「歩く時は足が空中に持ち上がりますよね。その時に脱げそうと感じると、(無意識のうちに)足の指で靴をつかんじゃうのですが、つかんだ瞬間、変な筋肉の使い方をするので、あちこちに無理がかかり、疲れて痛くなったり、外反母趾になったりします」
新潟医療福祉大学の阿部薫教授が、自宅でできる正しい足のサイズの測り方を教えた。ひざを90度に曲がるように椅子に浅く腰かけ、足の下に紙を敷き、かかとのもっとも後ろに出っ張った位置の真下に印を付ける。次に、つま先の最も長い指の先端に印を付け、印と印の間の長さを測れば、それがアナタの正しい足のサイズだ。
幅は、親指と小指の付け根の最も出っ張った部分の周囲をメジャーで測る。
文
ピコ花子