名古屋市の名古屋経済大学高蔵高校の野球部で、監督が部員たちを並ばせて蹴りを入れたり平手打ちにしたりする暴行していたことが明らかとなった。一部始終が動画に撮られていた。
先週土曜の9日(2018年11月)、3人の部員が顔が腫れるなどのけがを負って帰宅し、保護者から学校に連絡があった。暴行したのは国語の教師で、元プロ野球選手の監督だった。
「携帯ルール守らなかった」とブチ切れ
学校では携帯電話の持ち込みが許可されているが、野球部では登校時に回収し、帰宅時に返却するというルールになっていた。ところが、約30人の部員のうち10人ほどが携帯電話を預けなかったため、監督は腹を立てたという。
暴行を受けた部員らは、「感情に任せて、12人ぐらい殴られたり蹴られたりした」「これまでも『早く死ね』『辞めろ』」など暴言が多くて、嫌だった。2度と僕らには関わらないでほしい」などと話す。
映像では殴られた生徒は大きくよろけ、蹴飛ばされた生徒は倒れている。現場にいた別の部員は「バットを持ってこい」と監督に指示されたが、「さすがにやめないとと思って、無視しました」という。
警察が捜査すべき暴行傷害事件
司会の小倉智昭「50年ぐらい前の映像のように見えます」
深澤真紀(コラムニスト)「路上でこういうことが行われていたら、警察がかけつける事態です。体罰とかスマホがどうこうという問題ではありませんよ」
監督は「カッとなってしまった」と話し、きのう13日から自宅謹慎しているというが、警察が捜査すべき暴行傷害事件だ。
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト