5億円横領して買った「ミッキーハウス」は愛人との愛の巣に... 犯行を明るみにした「女と女の修羅場」とは

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   10月(2018年)、経理を担当していた商事会社の金2900万円を着服したとして、業務上横領の疑いで神戸地検特別刑事部に逮捕された北村緑容疑者(56)。社長によると、横領した金の総額は17年間で5億円以上だという。

   横領した金で、ルイ・ヴィトン(全部で2億円相当)や、ミッキーマウスで埋めつくされた一軒家(通称・ミッキーハウス)を購入したり、自宅のリフォームをしたりしていたようだ。

   若い男に執着があった北川容疑者。ミッキーハウスは、数々の不倫相手との「愛の巣」として使っていたという。

決め手はお掃除ロボットの領収書

   嫌いな従業員のボーナスを減らし、当時交際していた従業員のボーナスに上乗せするなど、横領のほかにも経理という立場を使って好き勝手やっていた北川容疑者だが、別の女性の出現により、それも終わる。

   その女性とは、去年(2017年)12月から新しく経理に入った社長の息子の妻。北川容疑者は「社長の身内扱いはしない。敬語は使わないから」と圧力をかけたが無駄あがきだった。

   「見たことのない領収書があまりに多すぎたので、社長に聞いてみたら、そんなところ行ってないと言われた」と女性は話す。

   決め手はお掃除ロボット「ルンバ」の領収書。購入した「ルンバ」の送り先がミッキーハウスだったことからすべてが明るみに。

   千原ジュニア(お笑い芸人)「17年て...。イチロー選手が新人王とってからずっとですよ」

   司会の堀尾正明「信頼していたとはいえ、ここまで1人に経理を任せ、税理士や税務署もすべてクリアしていたという構造的なことが信じられない」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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