米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(24)が13日(2018年11月、日本時間)、アメリカンリーグの新人王を獲得した。日本人選手としては4人目だが、イチロー選手以来、17年ぶりだ。
22本塁打は日本人の年間最多、61打点、10盗塁
「二刀流」は、MBLとしてもベーブ・ルース以来100年ぶりで、大きな話題になった。投手としては10試合に登板して4勝2敗、防御率3.31と不完全燃焼だったが、打者としては104試合に出て22ホーマー、打率2割8分5厘は堂々たる結果だ。
全てが一級品の大リーグで、投打の「二刀流」はさすがに少ない。大谷選手はこれに果敢に挑んだ。
まず投手では160キロの速球の威力を見せつけた。ただ、靭帯の損傷が判明して治療・休養があり、シーズン後に手術を受けることになった。
ただ、この間も打者としては出続けて、ホームランが出るたびに聞くアナウンサーの「オオタニサーン」がすっかりお馴染みに。打率も一時は3割台をキープ。盗塁までやってのけて、終わってみれば、22本塁打は日本人の年間最多、61打点、10盗塁。
小倉智昭キャスター「新人王をとって当然だと思いますね。試合数だって、圧倒的に少ないわけですし、後半は怪我があって出られなかったし......(二刀流は)大リーグでも衝撃だった」
古坂大魔王(ピン芸人)「落合さん(元中日監督)が、ホームラン40本打っても歴史に残らないけど、これ残るでしょうといっている」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト