きのう11日(2018年11月)ロンドンで行われたテニス「Nitto ATPツアーファイナルズ」の初戦で、錦織圭選手が、苦手のロジャー・フェデラー選手(スイス)を破った。しかもストレートだった。一週間ぶり、検査入院から戻ったキャスターの小倉智昭が「嬉しいニュースです」とトップで伝えた。
過去と違う戦法でミスを誘った
世界トップ8人で争うこのトーナメント、ランク9位の錦織は、故障の選手による繰り上げで加わったのだが、初戦で結果を出した。ランク3位のフェデラーには通算2勝7敗で、4年8か月も勝っていない。が、この日は違った。
互いにサーブを競う厳しい展開だったが、錦織の動きと技が上回り、再三にわたってフェデラーのミスを誘う。最後もフェデラーらしくないミスで、結局、7-6、6-3のストレート勝ち。
錦織選手は「過去2か月に2回敗れているので、プレーを変える必要があった。フォアハンドやアグレッシブなプレーで、いいテニスができた。第2セットでうまくいった」と言っていた。
小倉「フェデラーに1セットも取られずに勝った。頂点も見えてきた」
ファイナルズは、4人ずつの2組に分かれ、総当たりで上位2人が決勝トーナメントに進む。錦織の組にはほかにK・アンダーソン(6位・南ア)、D・ティエム(8位・豪)がいる。ともに錦織が勝ち越している相手だ。別組には、N・ジョコビッチ(1位・セルビア)らがいる。
小倉「この組では、フェデラーと錦織になるのか」
橋口いくよ(作家)「強くないと、あのウエアは着こなせないと思う」(笑)
出場選手は、例の高級ダークスーツがオーダーされる。ロンドンの地下鉄で、8人が自撮りしたりする姿もあった。
小倉「もう1組からは、ジョコビッチは間違いないでしょうが、後が誰になるか。苦手のM・チリッチ(7位、クロアチア)もいるし」
伊藤利尋アナ「ジョコビッチにリベンジするところも見たい」
ヤンヤン