「特命捜査対策室が未解決事件を調べました」
キャスターの水卜麻美アナが、12年前に起きた幼児虐待で義父が逮捕されたと伝えた。
2006年12月、東京新宿区で当時生後11か月だった桜井亜依ちゃんが死亡し、母親のパートナーだった堀田伸輔容疑者(42)は「炬燵から落ちた」と言い逃れ、捜査は難航した。事件当時、母親は外出中で、部屋には亜依ちゃんと堀田の2人だけで、目撃者もいなかったからだ。
最新の科学捜査、最新技術で事件見直し
今年3月(2018年)、警視庁特命捜査対策室が再捜査すると、亜依ちゃんが人の手で衝撃を受けた可能性が浮かび、胸部にも強度のストレスを受けた子によくある痕跡が発見された。警視庁は堀田を傷害致死容疑で逮捕して取り調べ、堀田は「炬燵の上にいたのを手で払った。イライラしていた」と供述を翻した。
小島慶子(タレント)「育児は密室なので、言った人の勝ちになってしまう。12年たっても解明されることを、改めて認識させた事件だと思います」
特命捜査対策室は2009年に警視庁捜査一課に設置され、過去の重要未解決事件、いわゆる「コールドケース」をDNA鑑定などの科学捜査、最新技術を駆使して再捜査する。
児童虐待事件は昨年度、13万3778件起来ている。
文
あっちゃん