住民「安全ですといって売るのは詐欺行為」
2日(2018年11月)に開かれた住民説明会で、県は「測量会社の誤りに気付かず、申し訳ありませんでした」と謝罪したが、「想定を超える高波が発生して浸水が起きた」として、計測ミスと浸水被害とは直接的な関係はないと説明した。
住民からは「安全ですと言って売るのは詐欺に近い行為」「600億円で県庁を建て替えるなら、われわれのところにきちんと出して」などと憤る声が相次いだ。「家を買い戻してくれ」と要求する人もいた。
宋美玄(産婦人科医)「県が造成して販売する時に、『ここは水害のない街ですよ』とどれぐらいうたったか、ということですよね」
古市憲寿(社会学者)「海沿いの街は景観などいい面もありますが、海風の問題や高潮などの危険もある。どこに住むにしても、ある程度リスクを考えて住むことは仕方ないのかなと思いますけどね」
文
キャンディ