雪山の斜面を這い上がるクマの親子の苦闘ぶりを撮影した動画が世界中で感動を呼び、2000万回も再生されている。親グマの後を必死に追い、這い上ろうとする子グマは、あと少しというところで何度も滑り落ちる。親グマのすぐそばまで来ても、また落下。心配し励ますように見守る親グマ、諦めず登ろうとする子グマ。ある時、気付いたのか、親の足跡をたどって登って行く。それでも――
ようやく山頂にたどりつくと、親子は跳ねるように駆け出し、森の中に消えて行った。
批判投稿も・・・「ドローン撮影で驚かせているだけじゃないか」
ロシア北東部のマガダン州で撮影されたドローンカメラの映像だ。ネットには称賛の声だ。「子グマは偉い!!! 粘り強さと頑張りはすべてを克服する!!! 子グマよ 幸せに長生きして!!!」「親グマは賢くて子グマに自力で登りきらせようとしている 子どもは強く育たなくてはならない! とてもすてきな動画をありがとう」
少数意見ながら、「ドローンを猛禽類と間違えて必死で逃げ出しただけでは?」「すべての原因はドローンだ! 親グマを驚かせたために親グマは斜面を急いで登ってしまった」「ドローンを使って野性動物にちょっかいを出すのをやめろ 熊たちはストレスを抱えているんだ」といった声もあった。
賛否あるのがSNSのいいところ
司会の羽鳥慎一「こういう批判的な見方もあるんですね。いわれれば、そういうところもあるのかなと思いますが、ドローン映像、賛否、どうですか」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「ドローンがどれくらいの距離で撮っていたのか、音はどうだったのか、そのへんが分からないので一概には言えないですよね。ただ、少数意見が出ることはいいことです」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「SNSは社会の縮図で、素直に反応する人もいれば、そうでない人もいますよ」
でも、健気で可愛いんだ・・・子グマが。
一ツ石