貴ノ岩「日馬富士への損害賠償」取り下げ!モンゴルからのバッシングもう耐えられない

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   元横綱日馬富士による傷害事件をめぐり、慰謝料など約2400万円の損害賠償を求めていた貴ノ岩は、きのう30日(2018年10月)に提訴を取り下げた。「母国であるモンゴルでは想像を超える強烈なバッシングが始まり、家族も非常につらい目に遭い、もう裁判をやめてくれとの要請がありました。これ以上、家族がつらい思いをすることは耐えられません」とコメントを出した。

   きのう、「モーニングショー」がモンゴルのウランバートルで取材をすると、「外国にいて同じモンゴル人が互いを傷つけ合ってどうするんだ」(若い男性)、「横綱は謝って引退して仕事をなくした。そのうえでグズグズいうのは正しくないよ」(年配の男性)といった貴ノ岩非難ばかりだ。

「外国人と協力して金もうけをしようとした」

   提訴を取り下げた後でも、ネットのバッシングは止まらない。「外国人と協力して金もうけをしようとした」「リモコンで殴られただけで、あんな大けがをするなんてあり得ない。先輩を無視したからだ」「モンゴルに帰っても居場所がない。永遠に日本に住むんじゃないか」などなどだ。

   元小結の旭鷲山は「2400万円はモンゴルでは10倍の価値のある、すごいお金なので、『そりゃないでしょ、横綱が引退したんだから提訴しなくてもいいんじゃないか』、という話になるんです。貴ノ岩はかわいそうかもしれないけど、しょうがない。僕は、提訴は正解だと思う。一生懸命頑張って横綱になり、早く仲直りして、いずれモンゴルに帰って来てもらいたい」と話した。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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