駅のホームで突然女性の歌声が! 聞き惚れるほどうまい美空ひばり「みだれ髪」の謎

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   宮城県岩沼駅のホームで突然、スピーカーから女性の歌声が響き渡った。曲は美空ひばりの「みだれ髪」(作詞・星野哲郎、作曲・船村徹)。ひばり本人ではない。カラオケのようだ。それにしても、聞き惚れるぐらい上手だ。

お座敷列車「宴」から流れたカラオケの美声

   おととい28日(2018年10月)午前9時半、この音声がツイッターに投稿された。「♪巻いた帯 三重に巻いても 余る秋」と続く。ネットには「無茶苦茶に歌がうまい。その辺のプロが裸足で逃げ出すレベル」「シュール過ぎて笑える 何気に歌が上手いことでさらに笑える」という声も。

   動画の投稿者に聞くと「いきなり、お早うございますという声が聞こえて、選挙演説でもしているのかな、と思ったら、カラオケっぽい歌が――」。10分以上流れたという。声は5番ホームに停車中の臨時のお座席列車からだった。途中、「まもなく1番線に上り列車がまいります」という駅員の声も混ざってくる。カラオケの音声が駅のホームのスピーカーに流れてしまったようだ。

   野上慎平アナ「聞いた人、びっくりしたでしょうね」

   司会の宇賀なつみ「歌がうまい!」

   野上によると、お座敷列車「宴」で、主に団体臨時列車として使われている。車内は畳で座椅子が並んでおり、カラオケも付いている。「朝9時半ですが、もしかしたら、お酒も入っていたかもしれません」。

   JR東日本によると、カラオケのスピーカーと駅員のスピーカーの周波数が同じに設定されていたためだという。広報担当は再発防止のため「カラオケ装置と駅放送装置の周波数を調査し、一致した場合は『停車駅を変更』、あるいは『停車中のカラオケを控える』など調整する」とコメントした。

   司会の羽鳥慎一「カラオケ控えるのは、かわいそうですね」

   歌った女性も自分の歌がこんなに多くの人に流れたとは驚いただろう。 

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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