性的暴行のミスター東大 有料メルマガ「東大流モテ術」で収入

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   ミスター東大コンテストのファイナリストになったこともある現役東大生が、女性に性的暴行を加えた強制性交容疑で逮捕・起訴された。男は稲井大輝被告(24)。

   警視庁の調べによると、9月15日(2018年)、東京・西新宿の自宅のタワーマンションで、エレベーターに乗り合わせた同じマンションに住む30代女性のあとをつけ、性的暴行を加えた。起訴され現在保釈中だが、「覚えていない」と犯行を否認しているという。

   稲井は経済学部の学生で、「東大ブランドを利用したナンパYou Tuber」としても知られ、チャンネル登録者数は4万4000人以上もいる。TBSのバラエティー番組にも出演したことがある。有料メールマガジン(月額864円)も立ち上げ、「東大流モテ術」などを指南していた。

慶應に続くミスターバカ大生たち

   ITジャーナリストの三上洋氏は「サイテーな東大生というキャラづけで自分を売っていました。これが話題になって、再生回数があがり、収入を得ていました。自分が有名になることが目的だったと思います」と話す。

   コメンエータ―の谷本有香(経済ジャーナリスト)は「彼のメルマガを見て思うのは、自身の体験とかオリジナルの発想がすごく薄いことですね。だから、東大ブランドにものすごく固執してしまっているのでしょう。それを作り上げてしまっている社会、学歴偏重主義があるのかなと思いますね」

   ミスター慶応コンテストのファイナリストだった渡辺陽太容疑者(22)も先週、19歳の女性に性的暴行を加えた準強制性交で逮捕、送検されている。

   破廉恥な事件に大学側はどう考えているのか聞きたいものだ。

文   モンブラン
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