「日本一チャラい東大生」を自称し、ミスター東大コンテストに出場したこともある稲井大輝被告(24)が、強制性交罪などで5日(2018年10月)に起訴された。先月15日、自宅の東京・新宿区のマンションで、エレベーターで乗り合わせた30代の女性を性的暴行した。
「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認していたが、15日に保釈された。
銀髪姿で「東大生以外は下界の住民」「普段はセクハラばかりしてる」
稲井はユーチューバ―として数々の動画をアップしていた。髪の毛は銀色に染め、常にマスク姿。「東大生以外は下界の住民」「普段はセクハラばかりしてるんですけど」「こんなんで東大行けるからね」などと身振り手振りを交えて、得意になってしゃべっていた。ナンパの様子を撮影した動画もあった。
都内の中高一貫の有名進学校に通い、高校時代は学年3位の成績だった。現役受検で失敗し、一浪して東大に合格。「2年生の時にミスター東大に出てツイッターとかで有名になってからは、かなり派手に遊んでいた」と大学の同級生が話す。
祖母「東大まで行ってどこで道を間違ったのかなあ」
「とくダネ!」はきのう24日、稲井の祖父母を訪ねた。祖父母は「相手に申し訳ない」「優しい子で、そんな悪いことをする子どもじゃなかった」と困惑している。祖父が胃がんで入院した時には、毎日お見舞いに来ていたという。祖母は「東大まで行ってねえ、どこで道を間違ったのかなあ」とため息をついていた。
コメンテーターの岡部磨知(バイオリニスト)「このような事件は最近ちょくちょくありますが、こういう人たちって、『なぜ犯罪をしてはいけないか』という当たり前の事を、小さい時に具体的に教えられていないのかなという気がします」
先日は慶應義塾大学の「ミスター慶應ファイナリスト」とやらが、やはり女性に対する性的暴行で検挙された。ミスターなんとかというのはろくなもんじゃないということ?