壮絶、女子駅伝 骨折して四つんばいでたすきをつなぐ 監督は止めたのだが...

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   昨日21日(2018年10月)福岡で行われたプリンセス駅伝で、壮絶なハプニングがあった。骨折した選手が、四つんばいで200メートル進んで、たすきをつないだかと思うと、トップの選手が突然、脱水症状で方向を見失い、倒れこむ一幕も。華やかな女子駅伝も、現実は過酷なのか?

たすきを受ける選手も泣いた

   最初のハプニングは、2区の最後で岩谷産業の飯田怜選手(19)が激しく転倒して走れなくなった。沿道の審判員に「あと何メートル?」「200メートル」と聞いた飯田選手は、四つんばいで進み始めた。両膝が血だらけだ。

   審判員が「あと70」と声をかけて励ます。3区で待つ今田麻里絵選手は、はって近づく飯田選手の姿に涙を流した。飯田選手はすねを骨折していた。全治3~4か月というから重症だ。

   解説者の千葉真子さん(元マラソン選手)も「個人競技なら、即刻審判も止めていたと思うが、たすきの重みですよね」といった。

   小倉智昭キャスター「監督はこれを知って、止めようとしたが、審判員も最後だからという気持ちだったらしい。ちょっと辛いね。痛かったろうね」

   そして、次のハプニングは3区で起こった。トップを走っていた三井住友海上の岡本春美選手(20)が、突然ふらつき、一転して逆方向へ走り始めた。意識が朦朧としていたらしく、道端の草むらに倒れこんで棄権となった。脱水症状とみられる。この日、福岡・宗像市の気温は20.3度、風速3.0メートル、湿度46%。過酷とは言えない条件だが......。

   女優の新妻聖子「選手生命に影響がないといいですが......」

   安田洋祐(経済学者)「選手の体について言えば、ルール化しておけば、周囲も本人も悩むことがなくなる。野球の球数制限と同じで」

ヤンヤン

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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