卓球の愛ちゃんが引退 今後は東京五輪の選手強化を目指す「Tリーグ」の理事に

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   卓球の福原愛さん(29)が昨日21日(2018年10月)ブログで「選手としての立場に一区切りつけることを決意しました」と引退を発表した。負けて悔しがる「泣き虫愛ちゃん」で日本中に知られてから26年、五輪で4大会に連続出場し、2つのメダルを獲得。勝っても泣いた。でも、愛ちゃんの愛ちゃんたる所以は、やっぱりとびきりの笑顔だった。

勝っても涙、負けても涙 でも笑顔がとびきり

   3歳から卓球を始め、5歳の時、小学生以下の部で全国大会初優勝を皮切りに、愛ちゃん伝説が生まれた。15歳、最年少でオリンピックに出場。ベスト16。その後単身中国へ渡り、厳しい練習の日々も送り、明るい笑顔で中国でも人気だった。

   3度目の五輪ロンドン大会(2012年)で、団体で日本発の銀メダル。4度目のリオ大会にはキャプテンとして臨み、銅メダル。しかし、カメラの前では「足を引っ張ってばかりで、みんなに感謝しています」と涙、涙。喜ぶ仲間の中で、ひとり「泣き虫」だった。2016年9月、台湾の卓球選手、江宏傑さんと結婚。昨年(2017年)10月、長女あいらちゃんを出産。

   ブログには、「この2年間で、次世代の選手たちが大きな成長を遂げ......私自身で勝手に感じていた肩の重みが、ずっと抜けるような感覚があり、......選手としてやるべき使命は果たせたかな、と感じるようになりました」とある。今後については、「選手とは別の立場で、卓球を通して恩返しをしていきたいです」。

   福原さんはすでに7月、東京五輪に向けた選手強化を目指す「Tリーグ」の理事に就いている。今週それが開幕するが、「Tリーグを世界一のリーグにするお手伝いをしたい」といっている。

   小倉智昭キャスター「これだけ知名度のある人、いませんからね。長いことお疲れ様でした」

ヤンヤン

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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