最強女王がついに帰ってきた 伊調馨選手、パワハラを乗り越え復帰戦で優勝

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   羽鳥慎一キャスター「伊調馨選手が2年2か月ぶりの復帰戦で優勝です」

   パワハラ問題から半年、一時は引退もささやかれたレスリングの伊調馨選手(34)がきのう14日(2018年10月)、全日本女子オープン選手権女子57キロ級に出場、復帰戦を優勝で飾った。4連覇を達成したリオ五輪以来、2年2か月ぶりの選手として復帰だ。

圧倒的な強さに、場内大歓声、大歓声

   初戦となった1回戦は開始早々にタックルを決め、38秒でテクニカルフォール勝ちの圧勝。準決勝、決勝でも高速タックルから得点を奪うなど、フォール勝ちをして大歓声を浴びた。

   否が応でも2年後の東京五輪に期待が高まるが、伊調選手は大会後にこう語った。

   「生半可な気持ちでは目指せないのがオリンピックです。東京で5連覇したいという気持ちを本当に心の底からつくらないといけない。絶対、崩れないような気持ちをつくって、その発言をしたい」

   羽鳥「伊調選手は見た目がやせたのか、ちょっとほっそりした印象を受けました。それが締まったのか、そこの言及がなかったのでわからないが、いずれにしても『気持ち、決めたら行きますよ』みたいな。おー来たぞ、女王が! みたいな感じですね」

   今後は12月の全日本選手権に出場するという。

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