人気歌手テイラー・スウィフト「差別と闘わない共和党に投票しない」中間選挙でトランプに痛打

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   世界中の若者に人気のアメリカの歌手、テイラー・スウィフトが、アメリカ中間選挙で共和党を支持しないと表明した。インスタグラムのフォロワー1億人以上といわれるだけに、トランプ大統領には痛い。

   テイラーは「これまでは政治的な意見を投稿するのに消極的でしたが、この2年間で、私の身の回りや世界で起きたさまざまな出来事によって、私の意識は大きく変わりました」と述べ、LGBTQ(性的少数者)の権利のための闘いを信じており、性的指向や性別による差別はすべて間違っていると語った。

   「肌の色や性別、その人の愛する相手にかかわらず、すべてのアメリカ人の尊厳のために闘おうとしない人に1票を投じることはできません」という。

民主党に投票する若者増えそう

   投票しない候補者として、具体的に名前を挙げたのは、地元テネシー州から出馬する共和党のマーシャ・ブラックバーンだ。過去に、女性を暴力から守る法案に反対したからだ。

   トランプ大統領はかつてはテイラーを「素晴らしい」「最高」とほめたたえていたが、いまは「音楽は好きだが、25%好きじゃなくなった」といっている。

   早稲田大の中林美恵子教授は「テイラーさんの発言で民主党へ投票する若者が増え、形勢が逆転する可能性があります」とみている。

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