大型の台風25号はきょう5日(2018年)午後には、九州を強風域に巻き込み宇、あす朝には朝鮮半島をかすめて日本海に入り、本州に沿うように北上する見込みだ。日曜には東北・北海道に上陸するが、「とくダネ!」の気象予報士・天達武史は「雨が先に来て、風が後から来る」のが特徴だという。
25号は21号や24号より勢力は弱いが、24号の被害がまだ片付いていないところも多く、強風でものが飛散する危険も多いという。
季節外れの花粉も飛びそう
天達によると、25号の特徴は「5つのK」だという。
◆まず「強風」だ。強風域が非常に広い。
◆次が「寒暖差」。北海道では初霜もおりたが、台風は南の暖気を引っ張り込むので、台風の通過で急激に気温が上がる。東京のきょうの最高気温は21度だが、あすは27度、日曜は31度、月曜も28度の予想。「体調管理に気をつけて」という。
◆「黄砂」も飛ぶ。中国大陸は乾燥した猛暑で、東シナ海を北上した台風がこれを呼び込むのだ。
◆「花粉」はヨモギ、ブタクサが飛んでいるそうだ。司会の小倉智昭は「そういえば、きのうちょっとおかしかった」という。天達は、「PM2・5や黄砂との相乗もある」という。
◆最後は「紅葉」。強風で潮風にさらされると、紅葉の色づきが悪くなる可能性がある。また、暖気の戻りで、天達は「九州の紅葉はクリスマス直前になるかも」という。
季節はちょうど1か月遅れ
小倉「3連休は行楽の秋ですよね。運動会とかねえ」
中瀬ゆかり(「新潮社」出版部部長)「なんか常識が通用しないような・・・」
天達「ちょうど1か月遅れています。今が台風シーズン。気温も高めが続きますが、その後がくんと下がります」