「60億円の遺産を独り占め?」平尾昌晃さんの三男VS後妻がバトル 三男が会見へ

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   昨年(2017年)7月に亡くなった作曲家の平尾昌晃さんの莫大な遺産をめぐり、歌手でタレントの三男・勇気さん(37)と3人目の妻Cさんの間でトラブルが起きている。勇気さんが「Cさんが遺産を独り占めしようとした」と告発したのだ。

   平尾さんが世に送り出した作品は、小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」などのヒット曲を始め、1000曲を優に超える。その印税収入は今後50年間で約60億円にものぼるとされている。

気がついたら妻単独のものに...

   Cさんは20年以上平尾さんのマネジャーを務めてきた女性。平尾さんの晩年に3人目の妻となり、体調を崩していた平尾さんを公私にわたりサポートしてきたと言われている。また、現在は平尾さんの作った曲の権利を管理する会社の代表も務めている。

   勇気さんは21日(2018年9月)、自らのフェイスブックで「Cさんへの代表取締役職務執行停止仮処分申立を東京地方裁判所へ行いました」と宣戦布告。さらに23日には、「Cさんが印税の一部を独り占めしようとした」とコメントした。

   勇気さんの言い分はこうだ。

   遺産相続のために必要な、JASRACに提出する同意書には単独用と共同用がある。今回の場合、相続する権利があるのは、Cさんと3人の息子だが、Cさんに見せられたのは単独用の書類で、その時点で権利承継者の欄は空白だった。しかし1週間後、同意書は「Cさん単独のもの」として提出されていたことが判明。慌ててジャスラックに振り込みを停止させたという。

   一方のCさんは昨日(24日)書面で、「単独用を使用したのはこの手続きに関して初めてだったので、私の単純ミスでした」と反論。

   勇気さんはこのほかにも、「Cさんとの結婚について知らされていなかった」「親子共演を妨害された」など以前から不信に感じていたと主張。今日(25日)午後に会見を開くといい、ますます泥沼化しそうだ。

   ゲストのさだまさしさん(シンガーソングライター、小説家)「名曲があれだけあるのに、その末がこの争いっていうのは切ないですね」

   司会の加藤浩次「平尾さんも、奥さんと息子さんがもめるのは望まないですよね」

   ロバート・キャンベル(東京大学名誉教授)「遺産相続はみんなが集まってすべてをテーブルの上で並べて話し合うもの。後で分かったというのはおかしいですね」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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