仙台「交番巡査長刺殺」の東北学院大生―親に歯向かわない大人しいくて静かな子

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   きのう19日(2018年9月)早朝、宮城県警仙台東署東仙台交番で勤務中の清野裕彰巡査長(33)が刺殺され、東北学院大学の相澤悠太容疑者(21)も射殺されたが、犯行の動機がわからない。

   相澤が所持していたウエストポーチには、ドライバー、はさみ、カッターナイフなども入っていて、いきなり清野巡査を刺したことなどからも、強い殺意を持った計画的凶行であったことは明らかだ。

   相澤は交番から700メートルほど離れたところの実家で、両親と弟の4人暮らし。近所の女性は「悪い印象はないし、おとなしくて静かな人だった」という。親戚の女性も「母親が教育熱心で、中学受験させるために一生懸命だったですね。真面目で親に歯向かうような子ではなかった」と話す。

警察庁「交番の警備体制」強化中

   それにしても、交番襲撃が相次いでいる。6月にも富山県で元自衛艦が拳銃を奪い、警察官と小学校の警備員が殺害された。

   このため、警察庁は交番内部に防犯カメラを設置し、警察署から随時モニターできるシステムを導入したり、訪問者との間合いを取れるレイアウトの変更を検討中だった。

   コメンテーターの坂口孝則(経営コンサルタント)「不可解な事件です。市民を守っている警察官が、あまりにも痛ましい。今後は深夜とか明け方の訪問者には、2人体制で対応するなどソフト面の対策が必要と思いますね」

文   モンブラン
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