持っていた傘が前輪に...自転車転倒で抱っこの1歳児死亡、母親が過失致死で書類送検

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   横浜市都筑区で自転車を運転していた母親(38)が転倒し、抱っこしていた1歳の二男が死亡した事故で、警察は14日(2018年9月)、母親を過失致死の疑いで書類送検した。

   この母親は7月、保育園に預けるため長男(当時2)を前の座席に、二男を抱っこした状態で自転車を走行。手にかけていた傘が自転車の前輪に巻き込まれ、バランスを崩して転倒した。母親と長男にケガはなかったが、二男は頭を強く打ち、およそ6時間後に死亡した。

幼児を連れた正しい乗り方は「おんぶ」だけど

   6歳未満の子どもを乗せて自転車を走行する際、神奈川県では「前後の座席に座らせる」か「1人はおんぶ」が正しい乗り方となっている。今回のように「前に抱っこする」のは認められていない。また、3人以上を乗せるのも禁止されている。

   しかし、おんぶなら1歳児は助かったのだろうか? 2人の子を毎日自転車で送り迎えしている筆者も、正しい乗り方をしていてもヒヤリとしたことは何度もある。色々考えてしまう事故だ。

   下川美奈(日本テレビ解説委員)「私も傘を手にかけて自転車を走行して転んだことがあります。改めて、安全第一という教訓にしたい。お母さんもすごく反省していると思うので、検察の処分は寛大にしてほしい」

   ピノコ

姉妹サイト