大坂なおみ選手(20)は東レパンパシフィックオープンにあす19日(2018年9月)か20日に登場する予定だ。相手は世界ランキング30位のスロバキアのD・チブルコバ選手(29)。大坂は「以前戦ったことがあり、どういったプレーをするか分かっているつもり」と自信を見せている。
最強ライバルはウォズニアッキ選手だが...
先週土曜日15日の予選には姉のまり選手(22)が出場した。なおみも家族と応援したが、残念ながら敗退した。まりは試合後の会見で「なおみ節」に負けず「まり節」を披露した。なおみのことを聞かれると「あまり、話していない。一緒にコンビニに行って、おにぎりを食べただけ。マグロ、マグロマヨ」。なおみの試合については「たぶん、上手にやったら誰にでも勝てる。フツーにやれ」とエールを送った。
司会の国分太一「なおみフィーバーが止まりませんが、お姉さんのメッセージも面白かったですね」
千原ジュニア(お笑いタレント)「フツーにやれ、と」
国分「フツーにやれば、問題ないよ、ということだと思いました」
もちろん大坂は優勝を目指しているが、一番厚い壁となりそうなのが、デンマークのキャロライン・ウォズニアッキ選手(28)だ。現在世界ランク2位で今年(2018年)の全豪オープンで優勝した。一昨年(2016年)の東レパンパシフィックオープン決勝戦ではなおみを倒した相手だ。ただ、大坂のコーチ、サーシャ氏が直前までウォズニアッキのヒッテンイングパートナーを務めており、ウォズニアッキの長所短所をよく知っているに違いない。
元テニスプレーヤーの沢松奈生子さんは「今の大坂選手はこれまでとは全然ちがう。勝てる確率は75%。25%の不安は『なおみフィーバー』を楽しむメンタルがあるかどうかで決まる」とみている。