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「失敗できる社員を作る」シリコンバレーからやってきたパナソニック39歳副社長の名門企業大改革

   週刊現代が「名門パナソニック27万人の命運を握る弱冠40歳の副社長」という特集を組んでいる。昨年、人工知能やIoT技術を活かしたビジネスモデル創出のため、ビジネスイノベーション本部をつくり、その副本部長に外資系企業「SAP」の馬場渉を招聘したという。

   39歳の若さだ。彼は今でもカリフォルニアのシリコンバレーにいて、これからのパナをどうするかを考えているというのだ。週刊現代は、彼のインタビューを掲載している。

   彼がいうには、日本企業がスタンフォード大やマサチューセッツ工科大学の研究者を呼びたくても応じないのは、人間の失敗に対して日本社会は不寛容過ぎるからだという。そしてこう続ける。

   <「日本の教育は、初等も高等教育も、そして大人になってからの社会人教育でも、企業の中での価値判断も、失敗を許されない空気に包まれています。しかし、シリコンバレーでは、3回4回失敗しないと相手にされない。
   失敗をおかすことが特権なのです。だから私たちの研究所では、『失敗をしないと恥だ』という空気感をどうつくるかに懸命になっています」>

   彼は「未来の住空間環境プロジェクト」と銘打った「HomeX」を進めているそうだ。それは、このようなものだという。

   <「電子レンジを開けた瞬間、豚カツがぱっとキツネ色になってうまそうな匂いがする。しかも開いた瞬間に、その辺のディスプレイがふわっと何か食欲をそそるような映像を出す。
   あるいはテレビでも、録画していたことを忘れていたけれども、実は見たかった映像がドアホンや、洗濯しているときに洗濯機のディスプレイにぽんと映る。こんなことができるようになるというイメージですね」>

   私は正直、もっと他にないのか、そう思うが、まあいい。小さなところから手掛けて、この世界が根本から変わるような発明をしてもらいたいものだと思う。

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