大坂なおみ「パンパシ・チケット」立川市ふるさと納税返礼品!優勝で申し込み殺到

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   東京・渋谷のテニスショップでは、大坂なおみが使っているのと同じモデルのラケットやウェアを購入したいという問い合わせが殺到して、品薄状態になっている。大坂はあす13日(2018年9月)に帰国し、15日から東京・立川市のアリーナ立川立飛で始まる東レパンパシフィックオープンに出場するが、チケットはほぼ完売となっている。

   実は、このお宝チケットが、あまり知られていないあるルートから入手可能だった。決勝、準決勝、準々決勝のチケット各5席分が、立川市のふるさと納税返礼品となっていたのだ。寄付金額は準々決勝6万円、準決勝と決勝は7万円。大坂が優勝する前の今月(2018年9月)9日時点で申し込みは3席のみだったが、優勝を受けて残り12席もたちまち申し込みは埋まった。

米メディア「全米オープンのブーイング恥ずかしい」

   全米オープンの表彰式で観客から沸き起こったブーイングをめぐり、アメリカメディアの間では「全米オープンが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」(ニューヨーク・ポスト紙)、「怒りとブーイングと涙が大坂選手の素晴らしい勝利を曇らせた」(ニューヨーク・タイムズ紙)という論調が目立つ。

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)も「アメリカではセリーナ選手の表彰式でのスピーチの方が注目を浴びてしまい、大坂選手の優勝が祝福されていないということが残念ですね」と話す。

   テレビ朝日解説委員の玉川徹「大坂選手はアメリカのテレビ番組で、ブーイングについて『私もファンなので共感できる』と発言している。そういう共感性や大坂選手が持っている"恥の感覚"は上品でとても魅力的です。早く日本で話を聞いてみたいなあ」

   要するに、全米オープンも「アメリカ・ファースト」で独善的になっているということだろう。明らかに大坂に対する侮辱である。それをやんわり返した大坂は、試合だけでなく、エレガントさでも勝者だった。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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