テニスの全米女子オープンで初優勝した大坂なおみ選手(20)の涙の表彰式に世界中から称賛が集まっている。相手のセリーナ・ウィリアムズ選手が反則や審判への暴言からペナルティーをとられたことに始まったブーイングの中で、「こんな結果になってごめんなさい。見てくれてありがとう」と語った大坂の感謝の言葉が大うけだ。
号泣シーンの大会公式ツイッターが再生250万回
このシーンをのせた大会公式ツイッターの再生は250万回に達し、さらに更新中という。
司会の小倉智昭「きょうも表彰式を見て泣いております」
キャスターの山崎夕貴アナ「ぐっときますね」
世界のメディアは大きく扱っている。スペイン紙は「世代間激突の結果の勝利」とし、アルゼンチンの新聞は「スター誕生」と報じた。「日本のセリーナ」と呼んだアルゼンチン紙もある。イギリスのザ・テレグラフは大坂の言葉や振る舞いを「不思議ですばらしい世界」と称えた。
ハイチの大統領は「誇らしく思う」と祝福のコメントを寄せた。大坂は日本人の母とハイチ人の父を持ち、大阪生まれ、ニューヨーク育ちだ。
古市憲寿(社会学者)「ハイチであり、米国でもあり、日本でもある。日本で独占したくないな」
小倉「世界中で人気者になるかもしれない」