きのう9日(2018年9月)、テニスの全米オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみ選手がセリーナ・ウィリアムズ選手を破り、日本人として初の4大大会シングルス優勝を果たした。一方、男子の錦織圭選手は準決勝で破れた。
大荒れの試合展開で冷静にストレート勝ち
司会の堀尾正明「大坂さんはいままで4大大会はベスト16が最高。むしろ錦織選手のほうが優勝に近いんじゃないかと言われていたのが、あっという間に20歳での優勝という快挙です」
大坂は、憧れの存在だったというセリーナを終始圧倒。ウィリアムズが警告をめぐり、主審に猛抗議し、会場からも主審への大ブーイングが出るなど大荒れの試合展開だったが、冷静にストレート勝ちした。米国メディアも「今後10年、テニス界の世界的な顔になる」と称賛した。
試合後は大坂へのブーイングが起きたが、ウィリアムズが大坂選手をたたえ、大坂は「みんながセリーナ選手を応援していたと思うので、こんな終わり方になってごめんなさい」と涙を見せると、拍手が起こった。
フリーアナの政井マヤ「大坂さん、大号泣でしたね。すごく過酷なかわいそうな状況で頑張ったんですよ。ほんとかわいそうでした」