東京・新宿の「65歳以上」にプライバシーなし!個人情報を警察に提供
同じ週刊文春の「女が嫌いな女2018」が話題だ。ついに工藤静香が堂々の第1位に輝いたのである。嫌いな女が増えた理由は、とうやら自分が目立つために娘まで踏み台にしているという怨嗟の声が多いようだ。2位は松居一代、3位が「嵐」の二宮と交際しているといわれている伊藤綾子、4位が和田アキ子、5位にはやはり急上昇した安倍昭恵が入った。
妻も嫌われ者だが、亭主の安倍晋三もアンケートを取れば堂々ベスト3には入るのではないか。ニューズウイーク日本版が「嫌われ力」が世界を回すという特集を組み、トップに安倍をもってきている。
オバマ前大統領は称賛も浴びたが、批判や憎悪まで向けられた。史上最多の殺害予告を受けた大統領である。嫌われることを怖れていてはリーダーにはなれないというが、安倍とオバマでは嫌われ方の「質」が違うと思うのだが。
モリ・カケ問題で辞任してもおかしくはなかったが、有権者はそんなことより政治の安定が大切だと考えているから、安倍政権は続いているというのだ。また、国際舞台での存在感も安倍にはプラスになっている。
安倍の次はヒラリーだ。彼女の嫌われ力は筋金入りである。それに比べれば安倍などはひよっこだ。
話は変わるが、新宿区が65歳以上の区民の個人情報を警察に提供するという。オレオレ詐欺を防ぐためで、10月中旬から約6万7000人いる高齢者を戸別訪問するというのである。
私のオフィスは新宿だが、住んでいるのは中野区だから、今回の件に直接関係はないが、とんでもない話ではないか。年寄りにはプライバシーなど必要ないというのか。区民の高齢者の声を聞いた形跡はない。こんなことがまかり通ると、あいつはボケそうだから、失禁したまま歩いているから、という理由で、警察の行動確認の対象者にされてしまう。国家公認の暴力団に区民のプライバシーを売り渡してはいけない。