風疹が広がっている。8月23~29日(2018年)の1週間の患者数は84人にのぼった。ゲストの医師の河内文雄さんは「今までのケースとは違うレベルの感染拡大が起きている危険性があります」と警鐘を鳴らした。
大人は脳炎など重症化するおそれがある。とくに妊娠中の女性が感染するとは、赤ちゃんの目、耳、心臓などに重い障害が出る危険がある。
現在、流行している風疹患者は30~50代の男性が6割以上を占めている。39歳以上の男性はワクチン接種が決りでなかったため、受けていない人が多いからだ。(女性も56歳以上は受けていない可能性がある)
年とともに抗体減少・・・2度接種がおススメ
1988年生まれの近江友里恵キャスターは「私は1度受けているのはたしかなんですけど、抗体検査を受けたらちょっと弱まっていました。もう1度受けた方がいいとお医者さんに言われました」と明かす。
川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長はこう説明する。「ワクチンを打っても、年を経ると抗体が減ってきます。減ってきた時に刺激を与えた方がいいので、2回打つのが望ましいですね。2回打てばほぼ確実に予防できます」
予防接種は健康保険が適用されず、一般的に1万円前後かかる。医師の久住英二さんは「30代、40代の旦那さんがいらっしゃる奥様は、大変申し訳ないんですが、お小遣いをちょっと増やしていただいて、旦那さんにワクチンを受けに行くように強く勧めてください」
文
ピコ花子