きのう29日(2018年8月)、「パワハラされた」と体操の宮川紗江選手(18)から名指しされた日本体操協会・女子強化本部長の塚原千恵子氏(71)とは、どんな人物なのか。
1991年の全日本選手権のとき、女子体操選手の出場者91人中の55人がボイコットするという異常な事件の中心にいた人だった。理由は採点が不公平だという不満だったが、その時の女子競技委員長が、夫で現副会長の塚原光男氏で、主任審判が千恵子氏だった。千恵子氏はこれで辞任に追い込まれた。
オリンピック体操の金メダリスト森末慎二さんが説明する。「点をつける審判を自分側につけてしまえば、相手側はどんな素晴らしい演技をしても点が取れない。やってもしょうがない、とボイコットしたわけです」
テリ―伊藤(タレント)「ボクシングの『奈良判定』と同じですね」
森末慎二「体操協会の中に夫婦がいて牛耳ってる異様」
堀尾正明キャスター「千恵子さんは表に出ないのかなと思っていたら、復活してたんですね」
森末「協会の中に夫婦がいて、この立場にいるということ自体がおかしいですよね。ノ―という人は排除して、イエスマンだけを置いておくということじゃないですか」
堀尾「スポーツ庁もグリップしないといけないですね」
この協会、これからどうなるのか。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト