ジャカルタ・アジア大会の水泳競技で韓国と中国選手の間で「蹴った」「蹴らない」のバトルが勃発した。韓国側がアジアオリンピック評議会に調査と処罰を要請、意地の張り合いが泥沼化しそうな気配だ。
練習中に足が顔に当たったのがきっかけだが...
女子50メートル平泳ぎ予選前のウオーミングアップ中のこと。韓国のキム・ヘジン選手(24)の足が、うしろで泳ぐ中国・沈鐸選手(21)に触れたのが発端。キム選手は「ごめんなさい」と声をかけたというが、沈選手のほうは「キム選手が顔を蹴ってきたのに謝らなかった。名誉を傷つけられた」と反駁する。
2人は練習を再開したが、キム選手はゴール付近で左足をつかまれ、振り返ると沈選手がいて、何か言われ、腹を2回蹴られたと主張する。キム選手は「やり返すと、相手と同じになるから我慢した」と話す。沈選手は公式にはコメントせず、中国メディアが「キム選手が顔を蹴ってきた」と報じた。
笠井信輔アナ「沈選手は800メートルリレーの金メダリストで、キム選手は100メートル平泳ぎ5位です。キム選手は50メートル予選には現れませんでした。言いたくないが蹴られた影響はあったと話しています」
山崎夕貴アナ「お互いに言葉が通じないような場面もあったらしいですね」
司会の小倉智昭「国と国のメンツがことを大きくしたのではないか。いがみ合いになっちゃった」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト