10月オープン「豊洲市場」やっぱり欠陥だらけ!高さ基準ずれてるのに偽装
お次は週刊現代から3本。私は横浜が好きだ。中でも中華街が好きだが、週刊現代によれば、横浜に「まもなく」大地震が起き、中華街あたりが危ないというのである。
なんでも、1923年に起きた関東大震災では、東京よりも横浜の方が被害は大きく、東京が1万2000棟だったのに、横浜は1万6000棟が倒壊し、横浜では3000人が津波によって死亡した。
大地震が明日にも起こるという根拠は、<政府・地震調査委員会が6月に公表した「全国地震動予測地図」によると、横浜で今後30年以内に震度6弱以上の大きな地震が発生する確率はなんと「82%」だ>(週刊現代)
同じ週刊現代に、「医者の8割が女性になると、外科医が圧倒的に少なくなる」という記事がある。要旨はこうだ。東京医科大学のような女性受験者を減点させることができなくなると、試験ができるのは女性の方だから、これからはどんどん女性医師が増えていく。
だが、彼女たちは皮膚科とか眼科、耳鼻咽喉科などの比較的仕事が楽な「マイナー科」を選択する場合が多いから、外科医のようなハードな医者の成り手がなくなり、手術ができなくなるが、それでもいいかと週刊現代は問うている。
バカなことをと思う。外科医を志望する数が少ないなら、一定数を確保する方策を講じればいいだけの話だ。
週刊現代のスクープ。以前、横浜のマンションで、杭の施工不良でマンションが傾いてしまった「事件」が起きたが、これと同じようなことが豊洲市場で起きているというのである。
2015年6月に7街区の通勤駐車場棟の施工を担当した業者の一人、A氏が、高低差のある工事現場一帯で、建築物の高さを決める基準点であるGLがずれていることが分かったという。地中に39ミリ打ち込んだと思っていたのが、実際には38・5ミリしか入っていなかったというのである。抜いて再施工するか、増し杭による補強をするしかないと思ったが、工事は一時ストップしただけで再開されたという。
10月11日に豊洲市場は開場する。こうした「偽装」がために、市場全体の信用を失墜しかねない。それにしても、豊洲の前途は暗澹たるもののようである。