「ダブル台風接近で首都圏にも被害が出る恐れもあります」と司会の真矢ミキが伝えた。台風19号はきのう21日(2018年8月)、九州・奄美地方に最接近し、あす23日夜は台風20号が四国に上陸し、その後、日本海に抜けて、再び北海道に上陸する可能性もある。
気象予報士の増田雅昭は「台風から少し距離がありますが、局地的な豪雨に見舞われる可能性があります」と、注意を呼びかける。
3年前には17・18号アベックで豪雨・鬼怒川決壊
W台風は過去には甚大な被害をもたらした。2015年、茨城県の鬼怒川が決壊し、家屋が濁流にのみ込まれた。台風17号と18号の両方から運ばれた湿った空気がぶつかり合い、次々と積乱雲が発生、記録的な豪雨となったためだ。
増田によると、今回の19号と20号を並べて見ると、20号はスピードアップするので、最終的に日本海で横並びになりそうという。
司会の国分太一「くっついちゃうと、どうなりますか」
増田「どっちか一方が弱まった場合、吸収されることがありますね」
2つが近づき、干渉すると、動きが複雑になり、モタモタして大雨が長引くことがある。逆に離反すると、一方が弾かれ、ポンと北の方に出て行くこともある。
国分「どうなるか、まだ読めないですね」
増田「関東には暴風、嵐の可能性は低いですが、油断はできません。あす23日後半からあさって24日の前半にかけて、大雨の恐れがあります」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト