秋田は103年ぶりに大騒ぎ!「金足農 祝準優勝」で大曲花火も紫色の打ち上げ

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   100回目の全国高校野球選手権記念大会は北大阪代表の大阪桐蔭が史上初となる2度目の春夏連覇を達成して幕を閉じた。秋田代表の金足農は頂点まであと一歩届かなかったが、吉田輝星投手をはじめとする選手たちの雑草魂に秋田県だけでなく日本中が沸いた。決勝戦のテレビ視聴率(関東地区)は20.3%になった。

   秋田代表の103年ぶりの決勝進出で、きのう21日朝、秋田空港では臨時便で決勝戦の応援に向かう人々が列を作った。秋田市内のパブリックビューイング会場にも多くの人が訪れ、市内のスーパーでは試合開始の1時間前から客がほとんどいなくなった。金足農高生の半数が甲子園に駆けつけ、このため21日に予定していた始業式を23日に延期した。

   大会期間中、甲子園の応援団の滞在費が足りなくなるピンチもあったが、OBや地元の人々を中心とする募金は総額5000万円を超えたという。今週末24日に秋田県・大曲で開催される日本三大花火大会の一つ、「大曲の花火」では、金足農の活躍を祝してチームカラーである紫色の花火が打ち上げられる予定だ。

吉田輝星投手はプロ志望!各球団がドラフト1位指名

   気になるのは吉田投手の進路。甲子園に行く前は青森県八戸市にある八戸学院大学に進学する予定で、同大野球部の正村公弘監督にピッチングの指導も受けていた。正村監督は「(プロも注目するだろうが)うちの大学に来てほしい」と話しているが、吉田投手はきのうの試合後、「この悔しい気持ちを忘れず、上のステージでやりたいです」と表明した。本人がプロ志望届を提出すれば、ドラフト会議で複数球団が1位指名に動く可能性もあるとスポーツ各紙は報じている。

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「いきなりメジャーというのはどうですか」

   野球評論家で元報徳学園投手の金村義明氏は「プロ野球界が放っておかないでしょう」と笑った。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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