どうしちゃったの!?三島市長―市民団体と懇談中に「私を殺して!」

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   静岡・JR三島駅南口の再開発事業をめぐり、反対する市民団体との懇談中に、豊岡武士市長がいきなり上着を脱ぎ、「中止にするなら私を殺してからやってください」と言って背中を向けて座り込み、拝むように手を合わせた。「さあ、どうぞ」と言う市長に、市民団体側は「これが市長かよ。恥ずかしい。なぜ話し合わないのか」と呆れた。

駅前再開発を説得できず開き直り

   再開発事業はホテル・住宅棟など、地上24階の高層ビルを含む4棟のビルを2025年までに建設する計画で、220億円の建設費が予定されている。市民団体も再開発自体には反対していない。高層ビルにより富士山が見えなくなってしまうという眺望の問題、建設費が高額すぎる問題に加え、市民団体が懸念するのは「水の問題」だ。

   三島は富士山の湧き水は豊富な土地で、街の魅力のひとつなのだが、高層ビル建設は地下水脈や湧き水に影響を与えると心配されている。市民団体は高層ビル建設の代替案として5階建ての再開発案を提示し見直しを求めていた。

   その懇談の席で、市長は「何事も大きなプロジェクトをやる時は人柱が必要」であり、「私を殺してから」と開き直ったのだ。

   司会の真矢みき「政治家なんだから、口頭で話し合って決着すべきですよ」

   堀尾正明キャスター「最近、70代男性の話題が多いですけど、相手を納得させられないと、義理人情の世界に持って行く。『オレを殺してくれ』って。市長の名前は武士ですけど、その名のごとき。ほほえましくも思えるけど、いまの時代じゃ通じないかな。やっぱり話し合って、説得しなきゃ」

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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