100回記念の夏の甲子園のもう一つの話題が朝日新聞の大会CMだ。大会応援歌「栄冠は君に輝く」をバックに、甲子園球場で高校のダンス部や吹奏楽部の総勢501人がキレッキレのダンスを踊っている。
制作責任者の田中幹さん(博報堂関西支社)は、「高校生による高校生のためのCMと考えた」と話す。踊っていのは、バブリーダンスで一躍有名になった大阪府立登美丘高校、昨年夏(2017年)の日本高校ダンス部選手権でその登美丘高を破り優勝した同志社香里高校、優秀賞の大阪府立今宮高校のダンス部員たちである。日本の高校生ダンスの3強だ。
高校ダンス部が自分たちで考えた振り付け
振り付けは彼女ら野球のスイングや投球フォームなどを取り入れて考えた。バックの演奏はイチアマ。尼崎市立尼崎高校吹奏学部163人だ。地方大会が始まってからたびたびテレビで流れ、ネットでは「かっこよすぎ」「青春だな!涙がでました!」「猛烈に感動している!」と大変な評判なのだ。
モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)「スポーツはやっぱりピュアでないとダメですよね。きょうはピュアなものを見られてよかった」
そうだよなあ。レスリング、アメリカンフットボール、ボクシング、水球女子と、近ごろのスポーツ界は薄汚れた話ばっかりだものなあ。
文
モンブラン