テレビのスポーツ映像の迫力が増している。平昌五輪のスノーボード、フィギュアスケート、リオ五輪のカヌー、水泳、サッカーW杯でも空中から撮った映像が当たり前のように流れた。ドローンによる撮影ではなく、スパイダーカムというシステムだそうだ。
きょう9日(2018年8月)から始まる「パンパシフィック水泳2018」でも、これが活躍するというので、「ショーアップ」コーナーで取り上げた。プールの四隅から伸びた4本のロープに支えられたカメラが空中を自在に動き回る。プールの俯瞰はもちろん、スタート台の後ろに回り込んだり、選手たちの泳ぎを真上から追ったり、選手を前方から撮りながら後退する離れ業も可能だ。観客席の移動撮影、特定の人物の周囲を旋回することもできる。ロープに支えられている姿から「スパイダー」と名付けられた。
「パンパシフィック水泳」でも活躍
テスト映像を見て、司会の羽鳥慎一「すごいね。これまで見たことのない映像が見られる」
野上慎平アナ「選手の背中越しも撮れるし、正面からも撮れます」
高木美保(タレント)「今まで定点からだったのが、動くとなると、鳥になったような迫力とスピード感ですね。フィギュアを見たときすごいと思ったけど、理由がわかった」 羽鳥「背泳ぎの選手なんて、見えてるでしょうね」
パンパシフィックは今日の予選から、男子400メートル個人メドレーに瀬戸大也と萩野公介。100メートル平泳ぎに小関也朱篤、400メートル個人メドレーに大橋悠依、200メートル自由形に池江璃花子が出場する。
野上「今夜7時からご覧のチャンネルで、4夜連続です」
なんだ番宣だった。