「詐欺大学」「金返せ」の抗議デモが! シャーシャーと女性支援事業費8000万円をもらっていた東京医科大

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   女子受験生は一律減点という東京医科大学の不正入試に抗議と批判が広がり続けている。臼井正彦前理事長の指示で2015年ごろから始まったとの内部報告書がきのう6日(2018年8月)まとまり、きょう7日に発表される。新たに、女子だけでなく4浪以上の男子にも合格抑制対策がされていた疑惑も一部で報道された。

男女平等の建前で受け取った補助金や受験料を返すのか

   キャンパス前には抗議デモが「詐欺大学」「金返せ」と押しかける。女子受験生(18)は「女性の社会進出をサポートすると言っていた大学が、やっていたことは真逆」と憤る。東京医科大は女性差別の入試を行っていた2013年、文科省の女性支援事業に選ばれ、3年間で8000万円を公費から補助された。2015年には男女共同参画宣言をしている。

   中江有里(タレント、書評家)「社会の在り方にそっていない。許しがたい」

   司会の小倉智昭「私学は自分の理念に合わせた学生像があるはずだから、それを明示してやるなら平等だが、だれでもどうぞと手を広げておきながら勝手にカットするのはひどい」

   東京医科大が医師数の現状を前面に出して批判に反論するのかどうか、はっきりしない。どちらにしても、男女平等の建前で受け取っていた補助金や受験料を返金するのかという具体的な問題もある。あいまいにはすまされない。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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