世界バド、違法賭博でリオ五輪を棒に振った桃田が初優勝 女子もダブルスで圧勝、金銀銅独占!

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   中国・南京で行われているバドミントン世界選手権で昨日5日(2018年8月)、男子シングルスで桃田賢斗選手(23)が優勝した。日本男子史上初の快挙だ。2年前、違法賭博でリオ五輪を棒に振ったどん底からの復帰。掛け値なしの実力を示した。一方女子もこの日、ダブルスで金銀銅を独占。日本デーになった。

黙々とマシンの上を走り、地道に体づくりに励んできた

   桃田の決勝の相手は、地元中国の世界ランク3位、石宇奇選手(22)。完全なアウエー状態の中、桃田は第1ゲームで8連続ポイントを取るなど圧倒。第2ゲームでも、ネット際へのドロップとラインぎりぎりをつくスマッシュと、緩急の技で、有無を言わさぬストレート勝ちだった。

   桃田選手は試合後、「今、試合をできていることが嬉しいですし、試合に対する気持ちも変わってきた。その気持ちの強さが勝因かなと思います」と話した。

   今朝のスポーツニッポン紙は「違法賭博出場停止から2年 完全復活」と伝えた。桃田は2016年4月、違法カジノ店に通っていたことが発覚して、無期限出場停止処分となり、当時世界ランク2位で「メダル確実」と言われていたリオ五輪を逃した。

   桃田選手は、所属先の出勤停止が解けた後、黙々とマシンの上を走り、地道に体づくりに励んできた。「いつか結果を出して、裏切ってしまった方に恩返しがしたい」と話していたという。

   キャスターの羽鳥慎一「リオでは金メダル候補だったのが、出場停止。それでここまで来た」

   弁護士の住田裕子「すごい精神力ですよね。地道な努力が実った」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「腐っちゃったら、こうはなっていない。誰だって、再チャレンジはできる。いい話だと思う」

   この日、女子ダブルス決勝が、永原和可那・松本麻佑vs福島由紀・廣田彩花と日本人同士で行われた。これまた史上初の決戦だったが、初出場の永原.松本ペアが勝った。41年ぶりの優勝に、金銀銅独占というおまけまでついた。

   しかし「モーニングショー」は、これにさらりと触れただけだ。今回はリオ五輪の金メダル組も敗れ、シングルスも含めるとむしろ、女子全体のレベルアップと下克上が大ニュースなのだが、これは後日展開のネタということかな。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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