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文科省汚職コンサル「谷口浩司を信じる妻」のホームページ本物?

   文部科学省の科学技術・学術政策局長の佐野太が逮捕・起訴されたが、今度は、同じく起訴されたコンサルティング会社の元役員、谷口浩司から飲食接待を受けたとして国際統括官の川端和明が逮捕された。

   崩壊寸前の文科省だが、谷口のホームページというところで、「谷口を信じる妻」と名乗る人物が、さまざまな疑義を呈していると週刊新潮が報じている。<「(谷口と=筆者注)家族ぐるみで一番仲良く付き合っていた官僚は、経済産業省の伊藤政道さんです。会食の回数は2年ほどで100回をゆうに超えており、金額も140万円を越えています」

   伊藤の奥さんは野田佳彦元総理の秘書をしていたという。そこに「大樹総研矢島義也会長」というのが出てくる。週刊新潮にいわせれば、この人物がフィクサーなのだそうである。ドンだ、フィクサーだと、世の中にはこんなにも"大物"がいるものか。この人物、長野生まれで、上京してからバー経営や芸能界にも足を踏み入れ、その後、政界や官界に軸足を置くようになったという。

   松下政経塾の連中との関係が深く、野田佳彦も以前、この会社の顧問についていたそうだ。細野豪志が昨年10月の衆院選期間中にJC証券なるところから5000万円を受け取っていたことが明らかになったが、「矢島が融資の仲介をしていても不思議ではない」と噂されているそうである。

   先の野田夫妻とGACKTとも矢島は知り合いだという。だからフィクサーだというは、週刊新潮らしくもない。この後に矢島インタビューが延々とあるが、これを読んでも、フィクサーらしきところはない。彼がいっているような評価が正しいのではないか。<「一緒にいる周りがみんな偉くなっただけの話。俺はただの人の良いオヤジで有名なの>

   児玉誉士夫、小佐野賢治、瀬島隆三・・・昔、フィクサーといわれた人たちは饒舌ではなかった。沈黙していることで彼の存在感を高め、周りの者があがめ、付き従った。

   週刊誌もドンだとかフィクサーなどと、いい加減に命名するのは止めたほうがいい。日大の田中理事長も日本ボクシング連盟の山根明会長も、見かけが"おっかない"、こけ威かしの人なだけである。

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