きのう1日(2018年8月)に岐阜市で始まった高校総体(インターハイ)ボクシング競技の開会式に、日本ボクシング連盟の山根明会長の姿はなかった。緊急入院したというのだが、世間の非難にさらされ、逃げたということだ。
しかし、ここで前代未聞の出来事があった。開会のあいさつの立った岐阜県ボクシング連盟の四橋英児会長は、アスリート助成金の不正流用や審判への圧力、過剰接待などを取り上げ、「まことに恥ずかしい。会長と周りの人はすぐに辞めていただきたい」と要求した。会場からは大きな拍手がわいた。
同席していた日本ボクシング連盟の吉森照夫副会長は「非常に失礼」と不機嫌そうだったが、逃げるように会場を去った。
主催者の高体連代表は登壇できず
この開会式では、インターハイの主催者である高体連(全国高校体育連盟)の代表が登壇できないという異常事態も起きていた。山根会長は以前に高体連関係者が自分より上座に座っていたことを根に持って、開会式前に岐阜県連盟に「あいつらを座らせるな」と言ってきたからだ。
高木美保(タレント)「縄張りを守る威嚇みたい。動物的生態にあきれます」
山根会長は「俺は逃げも隠れもしない」と語っていたというが、「入院などと逃げず、まずメディアの前に逃げも隠れもしないで現れてほしい」(玉川徹・テレビ朝日ディレクター)
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト